『ジャンプ』や『マガジン』の人気作品が次々と連載終了している理由を徹底考察【引き伸ばしはやめたのか】

こんにちは、りくとです。

今回の記事では、『週刊少年ジャンプ』『週刊少年マガジン』の人気作品が次々と連載終了している現状を受け、年間500冊以上の漫画を読んでいる私がその理由や、引き伸ばしをするのはやめたのかについて徹底考察していきます。

1.『ジャンプ』や『マガジン』の人気作品が次々と連載終了している現状

最近のジャンプやマガジンを読んでいる方ならよくお分かりいただけるかと思いますが、今年(2020年)に入ってから人気の連載作品が次々と連載を終了していっています。

みなさんが最も驚いたのは『鬼滅の刃』が終わったことではないでしょうか。ジャンプは人気作品を引き伸ばすことで有名『ドラゴンボール』など)ですし、特に『鬼滅の刃』は社会現象になるほどの人気を誇っていました。

確かに展開的にはどう考えてもラストではありましたが、ジャンプならあの手この手を使って引き伸ばすものだろうと思っていました。それが終わってしまうという異常事態です。

この1作品だけであればまだ作者の意思が固かったと言うだけで片付けることもできるでしょう。しかし、それが最近になってもう何作品も続いているのです。

以下に今年に入ってからジャンプとマガジンで連載を終了した人気作品の具体名を挙げていきます。

ジャンプ…『鬼滅の刃』『ハイキュー!!』『約束のネバーランド』『ゆらぎ荘の幽奈さん』

マガジン…『五等分の花嫁』『ドメスティックな女』『七つの大罪』

これだけの作品が終わっていると考えるとかなり驚きですよね。これを見ると、ジャンプやマガジンは引き伸ばしをするのをやめたのではないかと推測することができます。

2.『ジャンプ』や『マガジン』が引き伸ばしをやめた理由とそのメリット4つ

とはいえ、今年の現状を見ただけでジャンプやマガジンは本当に引き伸ばしをやめたと言っていいのでしょうか。

結論から言うと、ジャンプやマガジンは本当に引き伸ばしをやめたと私は考えています。それは連載をダラダラと続けるよりも引き伸ばしをやめることのメリットの方が大きいからです。

そのメリットとしては以下の4つが挙げられます。

1.作者の意向を尊重できる

2.作品の結末をキレイに描ける

3.話題性を呼べる

4.新作をスタートできる

このそれぞれについて以下から解説していきます。

2.1 引き伸ばしをやめるメリット① 作者の意向を尊重できる

まず1つ目のメリットは作者の意向を尊重できることです。これはもう言うまでも無いかもしれませんね。

引き伸ばしというのは基本的に、作者がここでやめたいと言っているのに作品の人気があるからと編集者が無理やり続けさせることを指します。

読者ファーストであれば作品を続けた方が良い場合もあるかもしれません。ただ、作者の方にも事情があるわけです。

「もう休みたい」や「違う作品を書きたい」、「これ以上おもしろくならない」といった感じですね。

このような場合、作者のことを考えれば当然連載を終了させてあげた方が良いですし、その作品を掲載する雑誌側にもメリットはあります。

それは、作者との良好な関係を築けることです。これは言わずもがなですね。そうすれば新たに連載を始めるということになってもまたその雑誌を選んでくれる可能性が高まります。

人気作品を生み出す作者は新人作家に比べれば他の作品でもヒットする確率が遥かに高いわけですから、雑誌側としても非常にありがたいわけです。

2.2 引き伸ばしをやめるメリット② 作品の結末をキレイに描ける

引き伸ばしをやめるのは作品のクオリティを保つうえで非常に大きなメリットがあります。

実際、引き伸ばしをしたことでダメになったと言われている作品も多くあります。あの『ONE PIECE』ですらキャラが出てきすぎなどと批判されている始末です。

成功しているのは『名探偵コナン』ぐらいでしょうか。新キャラとして出した安室さんは大人気で、映画の興行収入は年々上がってきています。

そんなわけで引き伸ばしをしておもしろさを持続させるのは至難の業だと言えます。また、作者が思い描いていた最終回の構想からかけ離れてしまう場合も多いです。

そうなると作品全体のバランスが崩れてきてしまいますので、蛇足と言われる展開が増えてしまいます。

引き伸ばしをしなければ、作者が連載当初から思い描いていたラストを描くことができるので、理想的な形で作品を締めくくれるというわけです。

2.3 引き伸ばしをやめるメリット③ 話題を呼べる

これは非常に大きな要素だと思います。

連載が終了するとなったら少なからず話題を呼ぶわけですが、それが作品の人気絶頂期なのか、はたまたもう完全にネタ切れして盛り上がりが消えてからの終了なのかでは、その話題性の大きさにかなり違いが出ます。

たとえば『鬼滅の刃』は連載が終了すると同時に凄まじいほどの反響を呼んでいました。その見事な幕切れには称賛の声も数多く上がっていました。

こうして大きな話題を呼べば呼ぶほど、その作品をまた改めて見てもらえる可能性も高まります。

そのため、たとえ最も人気がある時であっても連載をキレイな形で終えることで、さらに売り上げを伸ばす効果が期待できます。

また、作品の終わり方が良いと最後まで読んでもらえる可能性が高まりますし、完結の仕方がすばらしい作品として、長きに渡って歴史上に名を残せる可能性も出てきます。

2.4 引き伸ばしをやめるメリット④ 新作をスタートできる

メリットの最後は新作をスタートできることです。これは雑誌側に加えて連載を持っていない作家にとっても非常に大きなメリットです。

連載が終了すると、当然その枠があくわけですから新たに違う作品の連載をスタートできます。

そのため、連載を持っていない作家が新たに連載を勝ち取るチャンスが生まれるわけです。

作家にとってはまたとない機会になりますし、雑誌側としても新たに連載をスタートさせることで、その雑誌に新しい風を吹かせることができます。

また、その作品の大ヒットに成功すれば、大きな利益も見込めます。

人気作品の連載を終了することは出版社側にとって確かにリスクのある行為ですが、新連載をスタートさせれば、その売り上げをさらに上げられる可能性も秘めているわけです。

それに、いくら人気作品と言えども引き伸ばした展開がおもしろくなければ雑誌全体のクオリティを下げることにもつながりかねません。

以上のことから「人気作品の引き伸ばしはやめ、作者の理想の形で連載を締めくくるのがベスト」と言うことができます。

今回の記事はこれで以上となります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。

 

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