こんにちは、りくとです。
今回の記事では、先日見に行ってきた『映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年)』の感想について、ネタバレなしとありで分けて書いていきます。

今年のドラえもんの映画っておもしろい?泣ける内容?
この記事は上記のような疑問を持っている方必見の内容となっております。それではまずこの映画の作品概要から見ていきます。
1.『映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年)』の作品概要
それではまず『映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年)』の作品概要について書いていきます。
1.1 あらすじ
のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた1つの化石。絶対に恐竜のたまごだ! と信じたのび太が、ドラえもんのひみつ道具“タイムふろしき”で化石を元の状態に戻すと…生まれたのは双子の恐竜! しかも、未発見の新種だった。
のび太に似てちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界がきてしまう。
キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちと共に6600万年前へと出発! キューやミューの仲間の恐竜たちを探す旅がはじまった。
ドラえもんのひみつ道具や恐竜たちの力も借りながら、恐竜の足跡を追って進むのび太たちが辿󠄀り着いたのは謎の島。恐竜が絶滅したとされる白亜紀で待ち受ける、キューとミュー、そしてのび太たちの運命とは──!?
【『映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年)』映画公式サイト「ストーリー」より】
1.2 声優情報
スネ夫/関 智一
ジル/木村拓哉
ナタリー/渡辺直美
1.3 スタッフ情報
原作/藤子・F・不二雄
監督/今井一暁
キャラクターデザイン/小島崇史
CGアニメーションスーパーバイザー/森江康太
音楽/服部隆之
1.4 主題歌情報
主題歌はMr.Childrenさんの2曲(「Birthday」、「君と重ねたモノローグ」)です。どちらもとんでもない良曲でした。しかもこの主題歌、めちゃくちゃいいタイミングで流れるんですよね。私は終始号泣でした。
「Birthday」Mr.Children
「君と重ねたモノローグ」Mr.Children
2.『映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年)』の感想
続いてこの記事の本題である『映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年)』についての感想をネタバレなしとありで分けて書いていきます。
ネタバレを絶対に知りたくないという方は、ネタバレなしの感想を見ていただくだけでも十分本作の魅力がわかると思いますのでご安心ください。
2.1 感想【ネタバレなし】
筆者は大学4年生ですが、その私が大号泣してしまうほどのすばらしい出来でした。ドラえもんは小学生以来ほとんど見ていなかったので約10年ぶりに見ましたが、まさかここまで感動できるとはという感じです。
また、一緒に見に行った友達3人(いずれも大学生)も全員感動した、おもしろかったと言っていたので自信を持っておすすめできる作品です。
今回、この映画を見るきっかけとなったのはやはり2006年に公開された『映画ドラえもん のび太の恐竜 2006』です。この当時の私は8歳とかですかね。映画館で大号泣したのをよく覚えています。
今回はその恐竜シリーズ、そしてドラえもんの50周年記念作品ということもあり、映画の公開が決まった直後から、これは見に行くしかないなと思っていました。
正直なところ、大学4年生になった自分が果たしてドラえもんを見て泣けるのかという不安もありましたが、それを見事に吹き飛ばしてくれました。
まずこの作品の1番の魅力は双子の恐竜・キューとミューがとんでもなくかわいいことではないでしょうか。その容姿はもちろん声も半端なくかわいいです。映画館でずっとキュンキュンしてました。(笑)
これだけでもこの映画を見る価値は十分にあると断言できます。それほどインパクトが大きかったです。
そして私が泣く1番の要因となったのは、のび太のがんばりです。のび太って頭は悪いかもしれないし、運動だって得意じゃないかもしれない。でも最後まで絶対に諦めず挑戦し続ける強い心があるし、何より仲間を思いやる気持ちが本当にずば抜けています。
これを見て感動しない人はいないんじゃないかなと思うほど今回ののび太はすごかった。正直めちゃくちゃかっこ良かったです。
また、恐竜のキューはのび太に似ている所がけっこうあるのですが、それもまた良いですね。物語が進むにつれてその良さが加速していっている感じがしました。この2人を重ね合わせて見るとより感動できるのではないでしょうか。
あと先ほども書きましたが、主題歌が良すぎます。しかも流れるタイミングが完璧です。この主題歌が流れた場面はもれなく泣きました。作画もすごく綺麗で、まさに最高の出来という感じです。
今回の映画は子どもはもちろんですが、大人であっても十分に感動できると思います。それだけ作品の作り込みがすごかったですね。主題歌なんかもどちらかと言えば大人向きな気がしました。
2.2 感想【ネタバレあり】
ここからはネタバレを含めた感想について書いていきます。ネタバレを知りたくない方はこの先ネタバレ満載で書くので要注意です。
まず今回はタイトルにある新恐竜から2006年に公開された恐竜のリメイク版のようなものだと勝手に推測していましたが、これは全く違いました。ただ単に新種の恐竜という意味ですね。
ミューとキューはこれまで発見されていなかった種類の恐竜なのです。そのため元々いた場所を探す際にもかなり苦労することとなりました。
ネタバレありで1番声を大にして言いたいのは、ピー助の登場です。これには驚きました。ピー助というのは2006年の映画で登場した恐竜のことです。
のび太がキューを助けようとして海に落ちた際、そのピンチを大きくなったピー助が救ってくれました。これはもう良すぎましたね。あと、ピー助の声優が神木隆之介さんだったのを初めて知り、こちらに関しても驚きました。
今回は伏線も張られていて、その回収も実に見事でした。一見意味の無いように見えるのび太の行動が決定的な証拠となっていました。
あと印象的だったのは、本作には敵キャラが存在しないことです。みな自分たちの正義を守るために動いています。ですからどのキャラの行動にも共感できますし、不快感を覚えるようなことが一切なかったです。
ただ、久しぶりにドラえもんを見て思ったのはジャイアンやスネ夫ののび太に対するいじめやいじりはひどすぎるなということです。しずかちゃんもそれを見て少し笑ったりしていて、そこがなんだかなあという感じです。
それが結果的に最後の感動シーンへとつながるわけですので致し方ない気もしますが、もう少し気づかいがあってもいいんじゃないかなと思いました。そういうのは良くないと止めるキャラがいたりするとまたずいぶんと印象も変わってくる気がします。
それにしても今回ののび太はかっこよかった。ドラえもんの映画と言えばジャイアンがやたらかっこいいみたいなイメージがありましたが、本作はのび太が断トツでかっこいいです。
キューと一緒に頑張るシーンはもう泣くしかなかったですね。努力する姿は本当に美しいなと改めて感じました。
もちろん他のメンバーの頑張りもすごくて、ジャイアンとスネ夫は危険を顧みずに仲間のために行動していてめちゃくちゃかっこ良かったですし、しずかちゃんがのび太の良さをしっかりと理解してくれているのがわかる場面も素晴らしかったです。
最後の方で、のび太がタイムパトロールに捕まりそうになるのをみんなで守るシーンはもう鳥肌ものでした。今思い出してもあの場面は泣けますね。
ほんともう何回泣いたのかわからないほど泣いた『映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年)』、超おすすめです。
これまで私は映画館で泣いたことなどなかったのですが、この作品の破壊力はもう異次元でした。ぜひ実際に見てこの感動を味わってください。
今回の記事はこれで以上となります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。
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