こんにちは、りくとです。
今回の記事では、過去には日本ボディビル選手権4連覇を成し遂げ、現在ゴールドジムを展開している株式会社THINKフィットネスの取締役である田代誠さんについて書いていきます。
これを読めばその経歴や筋トレ・食事メニュー、愛用プロテインを始めとする摂取サプリメントなど彼の全てがわかります。
1.田代誠のプロフィールとボディビル経歴
それではまず初めに田代誠さんとはいったいどういった人物なのかということで、彼のプロフィールとボディビルの経歴について見ていきます。
1.1 プロフィール
名前 | 田代誠(たしろまこと) |
年齢 | 49歳 |
生年月日 | 1971年3月3日 |
出身地 | 鹿児島県 |
身長 | 164㎝ |
体重 | 72kg |
好きな食べ物 | 焼肉 |
愛読書 | アウトドア雑誌 |
好きなアスリート | 松井秀喜 |
好きな映画 | ガタカ。 |
田代誠さんの基本的なプロフィールをまとめるとこのような感じとなります。
最初の紹介でも書きましたが、田代さんはTHINKフィットネスの取締をやられている方で、現在もバリバリ働かれています。
1番驚いたのがその睡眠時間です。なんと毎日3時間しか眠っていないそうです。それほど多忙な中トレーニングを継続し、ここまでの体を作り上げてくれるというのはもうすごすぎますよね。
田代さんいわく毎日一定の時間に眠って起きていれば睡眠時間は少なくても大丈夫とのことですが、常人には到底真似することはできなさそうです。
筋肉をつけるにはトレーニングと食事と同じぐらい睡眠も重要なんて言われたりもしますが、田代さんの話を聞いていると、その長さが問題なのではなく、あくまで睡眠の質を高めておくのが重要な感じがしますね。
また、新規ジムの訪問のためにしょっちゅう出張に行かれているそうですが、そういった状況の中でもトレーニングをサボる言い訳にしていないあたり、全トレーニーが見習った方が良さそうです。
1.2 ボディビル経歴
1995年 鹿児島選手権 優勝
1998年 九州選手権優勝、日本選手権3位
1999年 ジャパンオープン 優勝
2001~2004年 日本選手権 優勝
2013年 世界選手権 70㎏級 3位
2014年 アーノルドアマチュア 70㎏級 3位
2016年 日本選手権 2位
これをご覧いただければもうお分かりいただけるかと思いますが、そうそうたる実績ですよね。中でも2001年からは日本ボディビル選手権で4連覇を達成されています。
そんな田代選手は全身の筋肉のバランスが非常によく、そのあまりの完璧さから「ミスターパーフェクト」なんて呼ばれたりもしています。
一時は現役から退いていた時期もありましたが、2012年にカムバック。その復帰した年にいきなり日本ボディビル選手権で2位に輝かれています。
どの筋肉も凄まじいのですが、中でも私がすごいと思うのはカーフと背中です。カーフとはふくらはぎの筋肉のことです。この部位は遺伝の要素が大きく、日本トップのボディビルダーと言えど、なかなかしっかりと発達している選手はいません。
しかし、田代選手のカーフはめちゃくちゃデカいですよね。これだけ発達しているのはすごすぎるなという感じです。しかも本人はあまり力を入れていないそうですから余計に驚きですね。
背中に関してはこれぞ背中に鬼が宿っているという感じの発達具合です。上から下までびっしりと筋肉が詰まっており、非常にバランスがいいと思います。
あとは腹筋ですかね。こちらに関してはトレーニングがつまらないとまでおっしゃっていましたが、見事なシックスパックで、その分厚さも半端ないです。
まさしくミスターパーフェクトと呼ぶにふさわしい体つきをされています。
2.田代誠の筋トレメニュー
続いて田代誠さんの筋トレメニューについて見ていきます。ここでは、ミスターパーフェクト・田代選手のトレーニング内容を全公開していきます。
田代さんは現在全身を「胸」、「背中」、「ハム・カーフ」、「肩」、「腕・腹筋」、「脚前」の6分割してトレーニングされているそうです。
ただこれは時期によって異なっていて、シーズンごとで定めたテーマに沿って分割しています。以前は8分割なんて時期もあり、胸や背中を上部と下部で分けたりなんかもされていました。結果的には頻度が少なすぎるとのことで現在は元の6分割に落ち着かれているようです。
1週間の基本的なスケジュールとしては、月曜日から土曜日までは21時からから1時間半ほどカーディオを行い、ウエイトトレーニングは22時半ごろから開始されるそうです。そこからアップを含めると約2時間半にも及ぶんだとか。。もう完全に深夜ですね。
これはゴールドジムの社員の方だからこそできる芸当だと思います。普通だったらもう閉まっている時間であっても中の人であるため使えるという感じです。
たとえ日曜であっても仕事がゼロの日というのはないそうなので、毎日働きながらこれほどのトレーニングを行っているということになります。凄まじすぎますよね。
しかも田代選手のトレーニングは超ハードで、時間が長く、種目数が多いのはもちろんですが、扱う重量も非常に重いです。ベンチプレスだと全盛期で170㎏ほどでセットを組んでいたと記憶しています。MAXでは195㎏を上げられるそうです。
重さが上がれば筋肉が付くという考えを持っており、現在は年齢を重ねたことで徐々に丁寧なトレーニングに変わりつつありますが、その根幹は今も変わっていません。
田代選手のベンチプレスは基本ケツ上げですが、これに関しては普通に挙げるよりこのように瞬発力を活かして挙げる方が発達が良かったのだそう。あくまでも筋肉の発達のためということです。
筋肉だけでなく、そのパワーに関しても超一流ですね。また、どのトレーニングも非常にうまく、サイドレイズなんかでは片手で40㎏以上のダンベルを完璧なコントロールで上げています。もう目が点という感じです。
レップ数(回数)としては基本的に8回前後で徐々に重量を落としていく方法をとっています。また、セット数は3~4セットです。
2.1 胸
・ベンチプレス(またはチェストプレス)
・フライ
・インクラインベンチ・プレス
・インクライン・プレス
・デクライン・プレス
・ケーブルクロスオーバー
【「アイアンマン2018年8月号」P15、田代誠のトレーニング・メニューより】
2.2 背中
・ケーブル・ラット・プルダウン
・ローイング
・フロント・プルダウン
・ローイング
・プルオーバー
・プルダウン
・ベントオーバー・ローイング
【「アイアンマン2018年8月号」P15、田代誠のトレーニング・メニューより】
2.3 ハム・カーフ
・レッグカール
・レッグカール(マシンを変えて)
・レッグプレス
・45度ハイパーバック・エクステンション
・カーフレイズ
【「アイアンマン2018年8月号」P15、田代誠のトレーニング・メニューより】
2.4 肩
・ショルダープレス
・ショルダープレス(マシンを変えて)
・サイドレイズ
・サイドレイズ(マシンを変えて)
・シーテッド・サイドレイズ
・リアサイドレイズ
【「アイアンマン2018年8月号」P15、田代誠のトレーニング・メニューより】
2.5 腕・腹筋
・ケーブルプレスダウン
・トライセップスエクステンション
・フレンチプレス
・ディップス
・アームカール
・インクラインダンベルカール
・ハンマーカール
・アブドミナルクランチ
【「アイアンマン2018年8月号」P15、田代誠のトレーニング・メニューより】
2.6 脚前
・レッグエクステンション
・レッグプレス
・インナーサイ
・レッグエクステンション
・レッグプレス
・スクワット
【「アイアンマン2018年8月号」P15、田代誠のトレーニング・メニューより】
3.田代誠の食事メニュー&摂取サプリメントと愛用プロテイン
続いて田代誠さんの食事メニューや摂取サプリメント、愛用プロテインについて見ていきます。彼の肉体はいったいどのような食事やプロテインによって作られているのでしょうか。
3.1 食事メニュー&摂取サプリメント(1日のスケジュール付き)
8:30 | 起床 |
9:00 | 出社。おにぎり(白米200g)、ホエイプロテイン![]() |
12:00 | ホエイプロテイン50g |
15:00 | ホエイプロテイン50g |
18:00 | ホエイプロテイン50g、おにぎり(白米100g) |
21:00 | カーディオ |
22:30 | トレーニング前:ホエイプロテイン50g、BCAA15g、グルタミン15g、クレアチン5g、HMB![]() トレーニング中:BCAA15g、ホエイペプチド15g、アルティメットエネルギードリンク1袋、HMB2g |
25:00 | トレーニング後:ホエイプロテイン50g、BCAA15g、グルタミン15g、クレアチン5g、HMB2g |
26:30 | 牛肉300g(もしくは魚)、ニンジン、キノコ、味噌汁、野菜 |
28:00 | 就寝 |
摂取サプリメントとしては非常にオーソドックスな感じですね。これらは恐らくすべてゴールドジム製だと思われます。田代さんはTHINKフィットネス(ゴールドジムを運営)の取締役なわけですからこれはある意味当然のことですね。
上記の表を見た皆さんは田代さんのプロテインを飲んでいる回数が半端なく多いことに驚いたのではないでしょうか。
3時間おきに1日で計7回も飲まれています。いったいどれだけたんぱく質を摂っているのでしょうか。しかも1回の摂取量が50gですからたんぱく質量は1回あたり40gはあるはずです。
田代さんの体重は70㎏ほどなので少なくとも体重の4倍、下手したら6倍近くのたんぱく質を摂取していることになります。しかもこの食事は減量期ですから恐ろしすぎますよね。これだけ食べても絞れるあたり、田代さんの筋肉量がいかに多いのかを物語っていると思います。
また、通常の食事、いわゆる固形物を全然取っていない点にも驚いたのではないでしょうか。食事らしい食事というのは深夜に1回、愛妻の手料理のみだそうで、それでもこれだけの体を作れるということを彼が証明してくれていますね。
どれだけ食べても筋肉が付かない、体重が増えないと言っている人はまず彼の食事メニューを真似するところから始めてみましょう。これで筋肉が付かない人はよっぽどトレーニングが甘いということなので、トレーニングの見直しが必須になります。
3.2 愛用プロテイン
続いて田代誠さんの愛用プロテインについて見ていきます。
彼の愛用プロテインは「ゴールドジムCFMプロテイン」です。1日に7回も飲まれているわけですから、田代さんの体のほとんどはこのプロテインでできていると言っても過言ではありませんね。
こちらのプロテインはゴールドジム製で非常に品質が高く、たんぱく質含有率が85%以上となっています。

4.田代誠の掲載雑誌&DVDのおすすめ作品
最後に、田代誠さんの掲載雑誌や出演DVDの中で私が選んだおすすめ作品について紹介させていただきます。
4.1 アイアンマン2018年8月号
1つ目に選んだのはアイアンマンの2018年8月号です。この号は今回の筋トレや食事メニューを作成するうえで参考にさせていただいた雑誌です。
この他に田代さんの仕事やトレーニングに関する考え方が載っており、非常に勉強になると思いますし、大いにモチベーションが上がります。
4.2 田代誠2
2つ目に選んだのは「田代誠2」という田代さんのトレーニングが収録されたDVDです。このDVDは実際に私も持っているのですが、大満足の内容でした。
2枚のDVDに分かれており、それぞれ約2時間、田代さんの全部位のトレーニングが収録されていました。その余りのハードさに驚く方も多いと思います。
それぞれの種目についての解説もついておりますので、非常に勉強になること間違いなしです。

今回の記事はこれで以上となります。ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。
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