K社(出版社)の方にOB訪問した話(Mさん)【就職活動】

こんにちは、りくとです!本日はOB訪問の第2弾ということで、K社のMさんにOB訪問した話を書いていきます。

この方は昨日紹介したAさんよりもさらに強烈で、これこそが出版人かー、とまじまじと感じることとなりました。

非常に貴重な経験でしたので、こうして記事に残し、共有させていただきます。

昨日書いたK社のAさんにしたOB訪問の記事をまだ読んでいない方は以下からどうぞ。

1.どのようにしてアポを取ったか①

まず、貴重な出版業界のOBの方とどのように連絡を取ったのかについて書いていきます。

これは非常に大変でした。昨日紹介したAさん以外、誰もアプリには登録していませんでしたし、大学の名簿にも名前ぐらいしか載っていませんでした。

そこで、興味のある部署の方を片っ端からネットでまずは検索してみることにしました。

そして、そのOBの方が参加していたイベントを突き止めることに成功しました。

このイベントの主催者に聞けば、もしかしたらOBの方の連絡先を教えてもらえるかもしれない、そんな藁にも縋る想いで連絡をしてみました。その文章がこちら⇩

<span class="fz-18px">りくと</span>
りくと

件名:○○様の連絡先の件について

 

○○様

 

こんばんは、はじめまして。私、○○大学○○学部3年○○と申します。

 

現在、就職活動を行っており、第1志望のK社の方にOB訪問をしたいと考えております。

 

そこで、キャリアセンターのOB名簿から○○様の名前を拝見しました。

 

ただ、連絡先は自分で調べろとのことでしたので、懸命に調査を行いました。

 

しかし、ご本人の連絡先を見つけるには至りませんでした。

 

そこで、○○を開催した際にお声かけをし、○○様に参加していただいた○○様なら連絡先をご存知なのではと思い、この度連絡させていただいた次第です。

 

誠に失礼なご用件だということは重々承知の上ですが、もし可能であれば、お教えいただきたいです。よろしくお願いいたします。

 

○○大学○○学部 3年 ○○

 

こうして意を決してメールをそのイベントの主催者の方にしてみたところ、なんと以下のような返信をいただけたのです。

○○様

<span class="fz-18px">Yさん</span>
Yさん

初めてのご連絡ありがとうございます。○○大学○○学部4年の○○と申します。

 

表題の件につきましては、ブッキングを担当したのは僕ではないので、お力添えできません。申し訳ありません。

 

もしよければ、僕の友人にK社の内定者がいるのでもしお話を訊きたい場合はお声掛けください。

 

また、僕が所属するゼミの担当教員が主催する就職相談会が〇月〇日にあり、そこに講談社勤務のOBが来る予定です。

 

その講演が終わった後にでも、お話や連絡先を聞くことができるのではないかと思うので、ぜひお時間が合えばお越しください。

 

(情報がツイッターのリンクしかないのでこれをご参照ください……)

 

最後に手前味噌で恐縮ですが、僕自身も出版社に内定をもらっているので(K社ではなくS社なのですが……)○○様に微力ながらお伝えできることがあるかもしれません。何か訊きたいことがあれば、なんなりとご連絡ください。

 

長文失礼しました。早い時期から就職活動のために動かれていて、その行動力に純粋に感服させていただきました。ぜひ、就職活動頑張ってください。

 

○○大学○○学部4年○○

この親切すぎる返信に思わず涙しそうになったのをよく覚えています。

こんなことってあるんですね。目的としていたOBの方の連絡先は聞けなかったものの、イベントの主催者だった方がまさかのS社の内定者の方でした。。

その上、K社の別のOBの方が参加するイベントのことまで教えていただけました。

もうこれには驚きましたね。度重なる偶然が呼んだ奇跡だと思います。

行動力の大切さを思い知らされる結果となりました。本当にこの時メールをして良かったです。

こうして奇跡的にK社に加えてS社のOBの方の連絡先をゲットすることができました。次回はこの親切すぎるS社の方にOB訪問した話を書く予定です。

2.どのようにしてアポを取ったか②

この奇跡的な出会いをした後、私はS社の内定者の方に招待していただいた就職相談会に参加しました。

その終了後、K社のOBの方に連絡先を聞こうとタイミングをうかがっていると、またもやS社の方が助け舟を出してくださいました。

<span class="fz-24px"><span class="fz-22px"><span class="fz-18px">Yさん</span></span></span>
Yさん

君が○○君だよね。K社の方に挨拶行っとく?連絡先とか聞いておきたいでしょ。

もうその瞬間この方が神に見えましたね。私が今思っていることを全て代弁してくれているではないかと。

こうして、その方の紹介もあり、無事K社の方にあいさつしに行くことに。

そこで、自身の想いを伝え、OB訪問をしたい旨を伝えると、

<span class="fz-18px">Mさん</span>
Mさん

あー全然いいよ、とりあえずLINE交換しとく?そこで日程調整とかしよう。

え、いきなりLINEいただいちゃっていいのか??と戸惑いながらもLINEを交換した私は、ちゃっかり名刺までいただいて、この日は解散となりました。

この後、LINEで日程調整を行い、無事OB訪問を行えることが決まりました。

前回同様、OB訪問の前に質問したいことをまとめたリストを送り、それに加えて今回は、学生時代に力を入れたことと志望動機も添えてお送りしました。

3.OB訪問の詳細

前置きがかなり長くなってしまいましたが、ここからはいよいよOB訪問当日の詳細について書いていきます。

場所はまさかの居酒屋になりました。しかももう1人連れを呼ぶとのことです。

色々突っ込みどころ満載でしたが、こちらから意見することでもないですので、大人しく居酒屋の前で待っていると、ついにOBの方がいらっしゃしました。

前回1度顔合わせはしていますが、ほぼ初対面に近いので、非常に緊張していました。

ある程度は予想していましたが、連れの方はOBの方の彼女さんでした。

その方もK社勤務とのことでしたので、まさかの社員の方2人から話を聞くことができるという豪華すぎる時間をいただきました。

質問内容と、その回答は以下の通りです。質問内容は、前回のモノを少しいじって、若手社員向けにアレンジした感じです。

3.1 仕事内容 

最初は希望していた部署ではなく、コミックに配属されたそうです。そして3年ほど経験した後、希望の部署に配属されたのことでした。

「出版業界は他の職種は異業種」と言われるほどやることが違うとおっしゃられていたのが印象的でした。

必ずしもやりたいことができない中で、そうなってしまった場合にどう働くかを考えておくことも重要なようです。

3.2 スケジュールに関して 

こちらは前回と同様、人によってかなり違うとのことでした。若手の内は特に忙しいから覚悟しておいた方がいいとのことでした。

三徹ぐらいできる体力はあった方がいいそうです。ただ、OBの方は入社前までほとんどオールなどはしたことが無かったそうですが、なんとかやっていけてるそうです。

忙しいのが嫌、という人はこの仕事に向いていないのが分かりますね。自分のやりたいことならどれだけ大変でもできると私自身も思って志望しています。

3.3 キャリアパスについて 

最初は長年連載をされている作家先生など、いても足手まといにならない場所で、見習いのような形で働くことが多いそうです。

やはり、できる人が上に行くのは変わらないそうで、部署によって人気に違いがあるため、本人の希望通りになるかはそういった側面も関係してくるとのことでした。

3.4 業界や貴社の今後の動向 

まず、「むっずかしい質問だなあ、逆に○○君はどうなると思う?」という逆質問から始まり、驚きました。

自分の考えを伝えるとそこから深堀られ、これは面接か?と一瞬錯覚を起こしました。こちらが話してばかりではつまらないということでした。

そんな考え方があったかと驚きましたが、確かにそれもそうです。

また、ただ質問するだけでなく、その質問に対する自分なりの考えもしっかりと持っておくのが大切だと思いました。

これについては、当然のように今後ますます電子書籍が広まっていくが、紙は残り続けるのではないか、とおっしゃっていました。

コミックなどは単行本を全て紙でそろえたがる人もいますし、紙は情報を網羅していると。

確かに、新聞などで考えるとわかりやすいですが、ネットだと自分の知りたい情報しか知ろうとしません。

しかし、紙であれば、同じ媒体なわけであるから必然的に情報が入ってくるとおっしゃっていて、なるほどと思いました。

ライツ部門の発達などに関しては、前回の方と同じようなことをおっしゃっていました。

より部署間の連携も強まり、「作品を読者に届ける」ということにさらに重点が置かれるのではないかとのことでした。

3.5 競合他社と比べた貴社の特徴や強み、弱み 

先ほどと同じように逆質問された後、自分の考えを述べる所から始まりました。「○○君の考える他社との違いって何?」という具合です。

他社のことは働いているわけではないからわからない、と前置きした後、K社の特徴を教えてくださいました。

まずは、作品の多様性です。総合出版であるわけですので、あらゆるジャンルを保有しており、それに伴い色々な作家さん方がいるのが魅力的とおっしゃっていました。

もう1つは、作品をみんなで盛り上げようとする一体感があることです。部署の垣根を超えて1つの作品に向き合う姿勢が強みだとおっしゃっていました。

3.6 貴社の雰囲気、風土 

こちらは、実際に全員と会っているわけではないから一概には言えないとのことでした。

ただ、個性的な人は非常に多いとのことで、出版社に勤めながら、他のスポーツがプロ級にうまい人の話や、ライブ活動を行っている人の話をしてくださいました。

みなさん何かしら強烈に好きなものがあるそうで、出版社はそういった人の集まりだということでした。

3.7 就職活動をしていた際の軸や志望業界

就活の軸や志望業界としては、「有名人に会いたい」という想いからマスコミ業界を中心に受けていたそうです。

なんともミーハーだから参考にはするなと言われました。(笑)

ただ、実際にK社の名刺を持っていれば、話ぐらいは誰でも聞いてくれるそうで、そういった部分は非常に魅力的だとおっしゃっていました。

また、「おもしろいことをしたい」という想いもあったそうで、このOBの方は根っからのエンタメ人間なんだと思いました。

実際、出版社を志望されている方は、マスコミやテレビ志望の方が多いイメージです。

3.8 ESについて

ポイントとしては、とにかく自分らしさを出すことだとおっしゃっていました。

このOBの方はなんと、当時の書類1位通過だそうで、ES面からして抜群に優れています。

実際に見せていただきましたが、とにかく変わっているというのが第一印象でした。本当に強烈な個性を前面に押し出していました。

出版人というのは、常に「どうすればよりおもしろくなるのか」ばかりを考えているので、定型文のような、会社名や商品名さえ変えれば他の会社にも使えるようなESは好まないとのことでした。

実際に私もこの時に少し添削していただきましたが、「文章がいい子ちゃん過ぎる」と厳しい指摘を食らいました。。

3.9 筆記試験について

こちらは、新聞などを取る必要はないから、とにかく色んなことに興味を持っておくことが重要とおっしゃっていました。

対策らしい対策は「新聞ダイジェスト」を読んだだけらしく、漢字や作文などの対策は一切していなかったそうです。

ニュースは日頃から積極的に見るようにしていたそうなので、時事やエンタメにはもともと詳しかったそうです。

実際の問題を見ていただくとわかるかもしれませんが、出版社の筆記試験というのは対策しようのないほど難しい問題が多いです。

そのため、直前に対策するというよりは、日頃から様々なものに触れている方が有利な印象です。

実際、私が聞いたOBの方はほとんど対策していなかったみたいですし、めちゃくちゃ対策したのに落ちた、という人もいました。

3.10 面接について

とにかくこれは、自分の言葉で伝えることを念押しされました。

面接を重ねていく中で必ず1回は意味の分からない質問をされるそうです。(笑)

突然、企画をその場で考えろと言われる場合もあるそうで、その中で頭をフル回転させ、面接官を笑わせたら勝ちとのことでした。

(一発芸をその場でしてみて、なんて質問もあるとかないとか、、、)

また、嘘はバレるので包み隠さず話した方がいいとのことでした。素直さが1番の武器だそうです。

 

こうして私の質問タイムは終わり、今度は向こうから質問攻めにあいました。(笑)

真面目に部活の話などをしていたら、つまらなさそうにしていましたが、(笑)「ボディビルで、薬物とか何でもありの大会があるんです」と私の趣味のボディビルの話をした途端、めちゃくちゃ楽しそうに話を聞いてくださいました。

「君、それだよ、そういう話でいいんだよ」と。こちらは真面目な話ばかりが聞きたいわけではないから、おもしろい話もしなさいと言われました。

「え、普通ならありえなくね、、、」なんて心の中で思いましたが、それほど出版人というのは個性的です。(中には違う人もいます。)

普段考えていることもやっている仕事内容も、メーカーなどとは全く異なるわけですから、ウケる内容も違うのだと学びました。

確かに、こちらの頑張った自慢をされたところで、だから何、となりそうです。(笑)

こうして非常に印象深いOB訪問は幕を閉じました。お話をしていただけたことに加えて、飲み代も全ておごっていただけました。

この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

この後、第2回のOB訪問にて本選考のESを添削していただいたのですが、これも非常におもしろいので、またいつかアップさせていただきます。

まあこちらはおもしろいというよりはタメになる系ですが。なんせ書類1位通過だったお方ですからね。ビシバシとしごかれました。。

 

本日の記事はこれで以上とさせていただきます。ずいぶんと長くなってしまいましたが、それだけ内容の濃いものになったのではと思っています。

次回は親切すぎるS社のOBの方のお話を書く予定です。

ここまでお読みくださった皆様、ありがとうございました。それでは失礼いたします。

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