こんにちは、りくとです!
先日に続いて本日も、6月より解禁され、本格化している「インターン」のことについて書いていきます!
本日の内容は「インターンに参加した企業の本選考は有利になるのか」です。
前回記事で、インターンのメリットとデメリットについてはまとめてありますので、こちらも合わせてお読みいただくと、より理解が進むかと思います。
1.結論
結論から言いますと、これはぶっちゃけどちらの場合もあります。
インターンシップに参加して有利になる場合と不利になる場合は半々といったところです。
ただ実際は、その企業のインターンに参加している人の内、3分の2は確実に有利にはなりません。
それは、インターン参加者からの内定者が多い、といわれる企業であってもそのほとんどは内定者の内、インターン参加者は3分の1程度だからです。
中には内定者の半分以上がインターン参加者なんて場合もありますが、そういった企業はかなりのレアケースです。
たとえ採用人数が30人、インターンの参加人数が約20人なんて場合でも、本選考の出来が悪ければ普通に落とされます。
私も実際、そういったインターンに参加し、優遇もしてもらいましたが、2次面接にて何事もなく落とされました。
はっきり申し上げますと、インターンに参加していれば本選考は安泰なんてことはまずないです。
そう言っている人はインターンの中の選ばれし人々なのです。
逆に言えば3分の1のインターン参加者はインターンのおかげで受かるわけですからね。
ちなみに私は、インターンに参加した企業の本選考の全てが最終面接すら行けずに落とされました。。
私はインターン参加企業の本選考全落ちが確定してこう思いました。
「この1年間は何のためにあったんだ?いったい自分は何をしてきたのだろう」
こんな思いをしないためにも、これからインターンに参加される皆様にはぜひとも気を十二分に引き締めて参加していただきたいものです。
私自身はインターンに参加できて、少なからず満足している部分がありました。
インターン選考の時の方がよほど緊張しました。それではダメだということです。
インターン当日は、もう本選考だと思って臨むのが良いと思います。「もうここで内定を取ってやるんだ」ぐらいの意気込みでちょうどいいです。
2.周りの人たちはどうだったか
私のインターン参加企業の本選考が散々だったことはもうお話ししました。
では周りでインターンに参加した人たちはどうだったのでしょうか。この章では、その人たちの本選考の様子について書いていきます。
2.1 友人Oの場合
彼は大手志望、最初は不動産などの業界をメインに見ていました。
インターンにも夏より参加、かなりの数に参加していたようです。
冬は中だるみしながらも某テレビ局へのインターンに参加。
結果、彼はここの内定を獲得し、入社を決めてそうです。なんと、採用人数が15人ほどしかいないのに、インターン参加者はその内10人もいるそうです。
インターンに参加した3分の1は内定を獲得したとのことでした。
逆に他にインターンに参加した企業は全て落ちてしまったそうです。その数10社ほどでしょうか。
不動産はインターン時に周りのレベルの高さに圧倒されてしまい、受けるのを諦めてしまった企業も多くあるそうです。
2.2 友人Aの場合
彼女も昨年の夏から積極的に動いていて、インターンには複数社参加していました。
業界としては大手を中心にかなり幅広く見ていました。
そこで参加したある企業が最終面接までたどり着いたそうです。10回にも及ぶリクルーター面談を積み重ねていたそうなので、もう内定は目の前のようにも思えます。
しかし、結果は落選。彼女も私と同様、この1年間のがんばりは何だったのかと嘆いていました。
他に参加した企業もことごとく落選。。逆に早期選考の方がレベルが高くなるので不利だとまで言っていました。
2.3 友人Hの場合
彼も昨年の夏から本格的に動き始めていました。
業界は金融をメインに、というより彼の場合はもうそこしか受けていなかったようです。
結果、インターンに参加した2社から内定を獲得しました。
リクルーターがついてくださり、その方がかなり親身に接してくださったそうです。
彼が1番インターンの恩恵を受けたのではないでしょうか。
中には落選した企業もあったようですが、内定先もかなりの大手ですので、満足していました。
本選考のエントリーも、事前に内定の目途が立っていたこともあり、10社程度だったそうです。
これこそがインターンに参加した人の理想形ですね。
2.4 友人Sの場合
これで私の周りの人たちの紹介、最後になります。
彼も昨年の夏から就職活動を本格化させていました。参加したインターンの中には長期インターンも含まれていました。
その企業は本選考にて、私と同様、普通に落とされたそうです。。
彼もインターンに参加していた優秀層と比較されるのは厳しいと言っていました。
インターンに参加した企業は結果として1社も受からなかったそうです。
ここまでご覧いただき、いかがだったでしょうか。
インターンに参加したとしても落ちる企業がほとんどだというのがわかったと思います。
逆にインターンのおかげで第一志望の企業から内定をもらえたなんて話もありましたが、正直それはレアケースです。
インターンに参加する人は優秀な人たちが多いので、例え優遇ルートに乗れたとしても、逆に通常ルートの本選考よりも厳しくなるなんて意見もありました。
やはり人間ですから相対的に悪く見えてしまう、というのはあるでしょうし、全員を取る枠もないと思います。
そのため、インターンに参加したからといって、本選考で気を抜くことは絶対にあってはいけない、ということです。
3.有利になる場合
ではここからは、インターンに参加したことで本選考が有利になるのは、どんなケースがあるのかについて見ていきます。
3.1 有能だと判断される
これは1番よくあるパターンです。中にはインターンの高評価がきっかけで、いきなり本選考の最終面接に呼ばれるなんて場合もあるそうです。
インターンの中にあるグループワークなどで「○○君は優秀だな、ぜひ一緒に働きたいな」と社員の方に判断していだけると、一気に本選考が有利になります。
3.2 社風に合っている
これもよくある話です。やはり、30分程度の面接ではその人の雰囲気というのは分からないことも多いですが、インターンは違います。
期間が長ければ長いほど、社員の方はその学生が社風に合っているのか、じっくりと見極められます。
インターンでそう判断されるということは、本選考も有利に進められる可能性が高いと言えます。
3.3 社員の方と仲良くなる
これも大きな要素です。インターン生を温かく出迎えてくれる企業の方は多いですが、ここで気に入られるためには自分から動いていくのが大切です。
社員の方が本選考の面接官、なんて場合はよくありますし、仲良くなっておいて損は絶対にないです。
中には人事部長や社長なんかが参加するインターンもありますので、その場合は大チャンスです。
これはいやらしい話にはなりますが、こういった方々が最終面接の面接官という場合は大いにあるからです。
インターンの時点で顔と名前を覚えてもらい、好印象を残しておけば、非常に有利に面接を進めることができるのです。
あるインターン先では、人事部長が懇親会に参加された際に女子学生に取り囲まれていました。
この時私は、「ああいうのが女子はうまいよね、もう勝負は始まってる、君たちもがんばりなさい」と人事の方に言われました。(笑)
4.不利になる場合
では続いてインターンへの参加が不利になる場合について見ていきます。
4.1 無能認定を受ける
これをインターンで受けてしまうと、正直、もうめちゃくちゃ不利になります。
「○○君はこの会社で活躍する場はなさそうだな」ということですからね。。
本選考で挽回するのはかなり厳しいです。これをされるぐらいであれば、インターンに参加しない方が100倍マシです。
といっても自分が無能かどうかなんて、ある程度インターンなどに参加するなどして周りの就活生のレベルを見ないことには分かりませんので、これを恐れてインターンを諦めるのは、早くても冬だと思います。
4.2 社風に合わない
たまにインターンでめちゃくちゃ活躍したのにも関わらず、早期選考に呼ばれなかったなんて言う人がいます。
これはどういうことか。その人の活躍の仕方がその企業の求めているものではなかったということです。
企業は、会社へのマッチ度というものをかなり見ます。すぐに退職されてしまっては困るからですね。
優秀だから良いというものでもなく、その企業の社風に合っているかというのも大切な要素なのです。
4.3 社員の方に粗相する
これは、インターンに遅刻してしまったり、社員の方に失礼な態度を取ってしまったりという具合です。
事前に企業研究を全くやっていない場合もボロが出る恐れがあります。
これは、気をつけていれば基本的にはありませんが、可能性は0ではありませんので、注意が必要です。
これをやってしまうと、本人の能力以前に落とされてしまう恐れがあるので注意しましょう。
本日の記事はこれで以上となります。
いかがだったでしょうか。インターン参加が本選考に有利になる場合と不利になる場合というのは、表裏一体の関係にあることがおわかりいただけたかと思います。
もちろん、評価が可もなく不可もなく、という場合もありますし、非常に多くの人数が参加するインターンでは、選考要素が一切ないなんて場合もあります。
ただ、それらを全部含めた上で、どのインターンであっても全力投球すべきだと私は思います。
実際、私自身は浮ついた気持ちで「インターンに参加しておけば本選考も何とかなるでしょ」なんて思っていました。
今ごろになってそのことを非常に後悔しています。
社員の方はいつどこで私たちを評価しているか分かりません。それは説明会の時も同様です。
評価するつもりはなくても、非常に熱意のある学生には好印象を持ってもらえる可能性は高いですし、その噂が回りに回って、最終面接を担当するような役員の方に伝わるというのも、無きにしも非ずです。
あらゆる可能性を考え、常に全力で就職活動を行うことで、必ずや結果はついてくると思います。
これから選考を受けられる皆様の通過を願い、今回の記事を締めさせていただきます。
本日はここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。
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