こんにちは、りくとです!
今回の記事では「就職活動で必ず起きる内定者のマウント合戦」に関するお話について書いていきます。
私は現在内定0ですので、実際に内定を獲得した人たちに話を聞きつつ、その心の内を探って行きたいと思います。
1.就職活動における内定報告の真実
まず、最近Twitter内でよくあるのが
「初内定!!!ついにNNTを脱出できました!」
「第一志望御社から見事内定をいただくことができましたので、これにて終活します。」
といったツイートです。
6月の上旬なんかはもうこういったツイートで溢れ返っていました。
これを見るのはNNT(無い内定)の人にとっては大ダメージです。
「内定」といった言葉が表示されないようにしている方も多くいました。
やはり、現時点で内定を持っていない人にとって、こういったツイートは確実に焦りを生みますし、人によっては不快な気分になります。
リアルで実際に内定報告を受けている方も多くいると思います。
特にこれまで一緒に面接練習などをしてきた人であったり、自分よりも下だと見下していた人が内定を獲得すると非常に焦ります。
「内定おめでとう!」と口には出していても心の中では落ち着かないことが多いものです。
1.1 内定報告をする理由①
ではなぜこのようなツイートや内定報告が多くされるのか。
1つ目の理由としては「感謝の気持ちを伝えたい」ということが挙げられます。
確かに就活において、それを何かしらの形で支えてくれたことへの感謝は誰しもがしておきたいものだと思います。
また、周りに自分はNNTだと言っておきながら何も言わずに内定を獲得していると、それが発覚した時にどう思われてしまうか分かりません。
これは非常に難しい問題ですね。
内定報告をすれば非難する人が現れ、逆にしないと「いつの間に内定取ったの?仲間だと思っていたのに」なんてことになりかねません。
ただ、Twitter上では間違いなく不快に思われる方がいるので、報告の仕方にはくれぐれも注意した方がいいと思います。
1番非難を受けるのは、つい最近まで
「まだ1次面接すら突破したことがないNNTです。皆さん仲良くしてください」
なんて言っていた人がある日突然
「ついに第一志望としていた企業から内定をいただくことができました!皆さんが励ましてくださったおかげです」
と言い出せば、当然嘘つき呼ばわります。これまでの話はなんだったのだと。
私もこの前友達の面接練習に付き合っていたところ、彼はこれからその企業の面接が始まると言うのでてっきり1次面接だと思っていました。
ところが1週間後彼に会うとなんとその企業の内定を獲得していたのです。
これには驚きました。いくらなんでも早すぎないかと。
よくよく話を聞いてみると、私が面接練習に付き合った際、すでにその企業は最終面接まで進んでいたというのです。
しかも通過率は99.9%だそうです。
さすがにこれには私も少しイラっと来ました。(笑)
だったらそれを言ってくれれば全力で応援したのに、という気持ちでいっぱいでした。
就職活動をしているとこういったことがよくあるわけです。。
1.2 内定報告をする理由②
2つ目の理由は「周りの人に認められたい」という想いからです。
これは自己承認欲求が生み出すものですね。
ここまで就職活動を頑張ってきてようやく内定を獲得できた、これを伝えて誰かに褒めてもらいたい、といった感じです。
リアルでは気を遣って報告がしづらいなんて言う人もTwitter上ならできるという方が私の友人にも多くいました。
これがエスカレートしていくと、ただ内定を取りましたではなく
「五大商社から見事内定をいただくことができました」
「某大手企業から内定獲得!まだ就活は続けます」
なんてことを言う人が出てくるわけです。
これには苦言を呈している人も多くいて
「わざわざ内定報告に大手とかつける必要ないやろ」
と言っている人もちらほら見られました。
確かに言われてみればそうです。ただ、彼らは認められたい一心なわけです。
Twitter上で言えば、むしろリアルよりも祝ってくれる人が多い人もいるわけですから、こちらに関しても難しい問題です。
楽観主義な私からすると
「別に内定報告ぐらい好きにやらせてあげてくれ」
という感じです。(笑)ほんと生きづらい世の中になったなあと思っています。
SNSは自由に自分の考えを発信できるところが魅力だったはずなのにどうしてこうなってしまったのか。。(ちなみに私は22歳)
ただ、内定が無い人やまだ就活を続けている人を見下すような態度を取ることは絶対あってはならないと思っています。
これらは内定者マウントなんて呼ばれていたりします。
内定が無い人とある人で壁のようなものがあるんですよね。
NNTはNNTしかフォローしないなんてのはよくある話です。
最終的に自分が納得して就職活動を終えられればいいはずなのですが、内定を早く取った人や大手企業から内定をもらった人の方が偉い、となってしまう風潮が強い気がします。
よくあるマウントの取り方としては
「え、お前まだ就活続けてんの?俺なんかもうとっくに終わったよ」
「どこその企業、聞いたことないな、俺は大手の○○だぜ、お前しょぼすぎでしょ」
少し過激に表現してはいますが、このようなことを平然と言ってくる人は意外と多いものです。
1人ひとりで就職活動のゴール地点は異なりますし、世間的に良い企業が必ずしもその人にとっても良いというわけではありません。
ですからこういったことは絶対に言わないようにしてほしいですね。
その人の幸せなんてその人にしかわかりません。
行きたかった企業は、実は入ってから地獄だったかもしれません。
就職活動が正解だったかなんて実際はその企業に実際に勤めてみないとわからないものです。
未だ内定が無くてもめげることなく、がんばりましょう。必ず自分に合った企業は見つかるはずです。
周りの人がいくら内定を取っても、何を言ってきても気にする必要はありません。自分は自分です。
社会人になって会った時、とびきりの笑顔でその人たちを出迎えてやりましょう。
私自身もまずは1社、内定を取れるようにがんばります。
本日の記事はこれで以上となります。
最後までお読みくださった皆様、誠にありがとうございます。
これからも就活とブログ、合わせてがんばります。それでは失礼いたします。
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